カルトナージュのペルメルの作り方をご紹介します。今回はカルトンを使いましたが、段ボールでもOK!ウェディングボードにしてもいいし、お気に入りの布を飾るためでも、もちろん写真や絵ハガキを飾っても楽しいですね。
1. 道具を用意する/裁断する

2mm厚カルトン 40×30cm と 37×27cm 1枚ずつ
ケント紙(厚めの画用紙) 39.7×29.7cm 1枚
布 42×32cm 3枚
ドミット芯 37×27cmと36×26cm 1枚ずつ
そのほか、リボン、両面テープ、ボンド、刷毛、カッター、ハサミ
2. ドミット芯をカルトンに貼る(本体を作る)

37×27cm の2mm厚カルトンに両面テープを貼り、37×27cm のドミット芯(キルト芯)を貼ります。その上から36×26cmのドミット芯をさらに貼ってふんわりさせます。両面テープの位置は赤いラインになります。
ドミット芯とは、糊はついてなくて、伸びにくく加工されているものですが、商品検索するとキルト芯でもドミット芯として販売されています。
カルトナージュには、ドミット芯が推奨されていますが、両面テープで貼るので、糊つきのキルト芯でも問題ありません。
お持ちのキルト芯が薄い場合は、2枚、3枚とお好みの厚さまで重ねてください。

3. ドミット芯の上に生地を貼る

写真などを飾る部分に生地を貼っていきます。生地を裏向きにし、2を裏向き(ドミット芯を下)にして置きます。なるべく中央に置きます。

四隅をカットします。カルトンの端から1cm離してカットします。

上辺をカルトンに貼ります。ボンドをカルトン裏側の上辺端から1cmぐらいに薄く塗って、生地を折り返します。
ボンドは木工用でもよいですが、少し硬いので水で薄めたほうが塗りやすいと思います。カルトナージュ用のボンドも販売されていて、ハケで塗りやすくできています。


下辺も折り返します。このとき、表の生地をピーンと張りながら貼ります。

両サイドを折り返します。が、その前に、上辺と下辺の両端を表側に折り込みます。ボンドを少しつけて固定してください。

両サイドを折り返します。やはり生地をピーンと張りながらボンドで貼ってください。
4. リボンを飾る

写真を挟んだりするリボンを飾ります。

リボンはボンドで裏側に貼ります。できるだけピーンと張ってください。
5. 土台を作る

土台になる40×30cmのカルトンの片面全体にボンドを薄く塗ります。

生地を貼ります。空気が入らないように生地を伸ばしながら貼ります。四隅を端から2mm離してカットします。

上辺、下辺、両サイドを折り返して貼ります。
6. 裏打ちを貼る

さきほど作った土台の裏に裏打ちを貼ります。作り方は土台のときと同じです。39.7×29.7cmのケント紙の表側に布をボンドで貼って、四隅をカットし、四辺を折り返します。このとき、四隅のカットは端から1mmぐらいで大丈夫です。

裏打ちを土台の裏に貼ります。壁掛けにしたい場合は、ここでリボンを挟んで壁に掛けられるようにしてもいいです。
7. 本体を土台の上に貼る

ドミット芯入りの本体を土台の中央にボンドで貼ります。これで完成です!
道具・材料について

ペルメルは気軽に作ることができるカルトナージュですので、段ボールでも空き箱でもなんでも大丈夫!ボンドもカルトナージュ用がなければ、工業用ボンドを水で少し薄めて伸びやすくして使ったらいいと思います(薄めすぎに気を付けてください)。



ペルメルの飾り方

作ったペルメルはプレートスタンドに立てかけてもいいし、写真のように紐をつけて壁掛けにしてもいいです。

リボンだけでなく、カルトナージュ用の割ピンをリボンに刺してもいいし、100均のビーズをワイヤーで固定してもアクセントになりますよ。